【薬屋のひとりごと】原作が同じ2つのひとりごと、どちらがおすすめ?

マンガ『薬屋のひとりごと』には、ビッグガンガン版とサンデーGX版の2つがあります。
結論から言います。
どちらも面白いです。でも、両方を買う必要はないかな、と感じました。
何巻か表紙を見比べて、好みのほうを選べばいいと思います。
と言いながら、間違えて違うシリーズを買ってしまいましたが…


「LINEマンガ」で出会ったこのマンガ、面白かったのですぐに紙版コミックスを買いました。最初に買ったのはビッグガンガン版『薬屋のひとりごと』でした。

色街で生まれ育った主人公の猫猫(マオマオ)が、中世中国風の宮中で、毒にもなる薬の知識を使って数々の事件の真相に迫りつつ、宮中に関係の深いその出自が明かされていく、そんなお話です。


ユーザー投票で決まる「次にくるマンガ大賞」2019年コミックス部門第1位に輝いたのは、ビッグガンガン版『薬屋のひとりごと』で、ウェブサイト 「ダ・ヴィンチニュース」でその作風が紹介されています。
「ダ・ヴィンチニュース」(紹介URL)https://ddnavi.com/serial/562571/a/

ビッグガンガン版

間違えて買ってしまったのが、 サンデーGX版『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』。 「〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」と書かれているのがサンデーGX版で、ビッグガンガン版よりも話が進んでいて面白かったので、既刊全巻を買い揃えてみました。

サンデーGX版

『薬屋のひとりごと』を無料で楽しむには

ビッグガンガン版は、「LINEマンガ」で3巻まで無料で読めます。
(2021年9月時点)

サンデーGX 版は「めちゃコミック」で、2巻7話の途中まで無料で読めます。
(2021年9月時点)

原作は小説投稿サイトで連載の同名小説

原作は、小説投稿サイト「小説家になろう」に日向夏(ひゅうがなつ)さんが投稿している同名小説で、ライトノベル版が2014年に出版されました。
原作小説は「小説家になろう」で連載継続中です(2021年9月時点)。

ウェブサイト 「小説家になろう」
連載小説『薬屋のひとりごと 』https://ncode.syosetu.com/n9636x/

ビッグガンガン版とサンデーGX版の違いは以下の3点です。

・ビッグガンガン版はキレイカワイイ系、サンデーGX版はシャープキレイ系

・ビッグガンガン版は巻数が少なく、サンデーGX版は巻数が多い(話が先に行っている)

・ビッグガンガン版は白地の背表紙、サンデーGX版はカラフルな背表紙

どちらも後宮、宮廷、王朝をイメージできる作風ですが、同時にコミカライズするのなら、どうせだったら明らかにはっきりと異なる味付けのマンガを読み比べてみたかった、と思います。

■連載
『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)2017年6月号から。
『月間サンデーGX 』(小学館) 2017年9月号から。

■新刊発売予定日
ビッグガンガン版 9巻:2021年11月25日
サンデーGX版 12巻:未定